代表取締役社長 川口 昌洋
創業135周年を迎えた2017年に私は社長を引き継ぎました。
弊社がここまで続けてこられましたのもひとえにお引き立てを賜りましたお客様やお取引先様のおかげと、心より感謝しております。
明治15年(1882年)に包装資材の取り扱いを主に創業した弊社は、私の祖母が作家・丹羽文雄先生に依頼され原稿用紙を作り始めました。 以来、多くの作家さんにご愛用頂いて参りましたが、時代の流れとともに原稿用紙自体の需要はだいぶ少なくなりました。
しかし弊社では現在、原稿用紙だけでなく便箋・封筒やノート等「手書き」を前提とした数々の商品を製造しております。 昨今はSNS等デジタルのコミュニケーションが主流となっておりますが、そんな時代だからこそ、手書きによって自分の考えや気持ちを伝えることの重要性は高まっていると私は考えます。
満寿屋としましては、これからも書き味にこだわった、書くことが楽しくなるような商品を変わらず作り続けていきたいと考えております。
今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。